2010年3月13日に第1回として開始された東北大学てんかん症例検討会(図1)が、本日、記念すべき第100回(図2)を迎えました。終了後の情報交換会では第1回から御参加いただいている高橋剛夫先生(八乙女クリニック)より、大変に有り難い乾杯の御挨拶を頂戴しました(図3)。東北大学てんかん症例検討会では、患者さん一例一例の治療方針をじっくり討論することを通じ、参加者全員がてんかん診療のあるべき姿を学んだり、考えたりするという「医療者の生涯教育」を重視しています。遠隔会議システムによって、教育の輪は今や全国から海外にも広がっています。これからも何とぞよろしくお願い申し上げます。
図1:第1回(2010.3.13)
図2:第100回(2018.12.15)
を知らせるツイッター
図3:情報交換会における
高橋剛夫先生の乾杯の御挨拶文
小川舞美さんは東北大学教育学研究科の修士課程を卒業後、東北大学病院てんかん科に勤務している臨床心理士で、精神保健福祉士の資格も保有しています。このたび、新しい制度のもとで実施された記念すべき第1回の公認心理師試験に見事、合格されました。小川舞美さんには引き続き、てんかん科患者さんの心理社会的評価を担当してもらいます。小川舞美さん、さん、おめでとう!
東北大学工学研究科の安藤康夫教授、医学系研究科の中里信和教授、東北大学工学研究科の宮﨑照宣名誉教授は、「スピンセンシングファクトリー株式会社」(SSF)(社長:熊谷静次)を設立しました。宮﨑名誉教授は世界初のトンネル磁気抵抗(TMR)素子の作製に成功した研究者であり、安藤教授は宮﨑教授の後継の研究者として、世界最高感度のセンサを開発しています。また中里教授は脳や心臓など生体が発する微弱な磁界(心磁図、脳磁図)を計測する生体磁気研究を1987年から行っており、国際臨床脳磁図学会を設立するなど生体磁気の応用面で国際的な研究活動を展開しています。脳磁図は、てんかん診断や脳機能マッピングに使われる「磁場でみる脳波」です。 なお今回、SSF社は東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(THVP)の運営するファンドから1億5千万円の出資を受けました。これによって本格始動が可能となったため、本日、プレス発表を行うに至りました。THVP社は東北大学が100%出資した子会社です。 プレス発表の記事はこちら。
2018年10月25日-27日と横浜で開催されていた第52回日本てんかん学会学術大会において,てんかん学分野の修士課程大学院生,植田和さんが優秀ポスター賞を受賞しました.演題は「てんかん患者の離職回数に影響しうる生物心理社会的要因」です.てんかん患者さんの就労に関する研究では,就職率に着目したものが数多く報告されていました.しかし,今回は新に離職率に関連する要因を明らかにし,てんかん患者さんの就労定着にむけた有用な結果を示すことができました.てんかん学分野にとっては、昨年の小川舞美さん(臨床心理士)に続いて2年連続のポスター賞です。写真は,表彰状(左)と受賞直後の植田和さん(右)と神准教授です.おめでとうございます.
平成29年9月、公認心理師法が「国民の心の健康の保持増進に寄与すること」を目的として施行されました。心理職として初の国家資格です。これを受けての公認心理師養成カリキュラムが、東北大学教育学研究科・教育学部の臨床心理学分野を中心に、文学研究科・文学部の協力も得て平成30年度に開設されました。公認心理師の業務の性質上、カリキュラムとして実習が重視されています。あわせて、チームアプローチ、多職種連携、地域連携が求められています。
平成30年9月28日からの2週間、東北大学病院では公認心理師の養成カリキュラムとしての大学院教育学研究科の博士課程前期1年生を、はじめての実習生として受け入れました。受け入れた東北大学病院の診療科としては、てんかん科、精神科、心療内科、リハビリテーション部(高次脳機能障害科、肢体不自由リハビリテーション科、内部障害リハビリテーション科)です。それぞれの外来や病棟において、医師や心理士を含む多職種連携の臨床実践の様子について学ばれました。
以下、てんかん科で実習を行った4名の学生の感想です。
——————————
心理士が医師や他のスタッフと連携している様子を実際に見ることができ大変勉強になりました。実習を通して様々な経験をすることができ、医療現場で心理士として働いてみたいと思うようになりました。今回の実習で学んだことを今後に生かすことができるようにしたいです。(M.S.)
医師・患者・看護師等、多職種がいる医療現場でその間を取り持つ役割としての心理士像を得ることができた。また、ICFモデルの活用方法もご教授いただいたので、実習での学びとして今後自分でも見立ての参考にしていきたい。2週間で多くの学びをいただいたてんかん科の皆様に感謝申し上げます。(Y.U.)
実習を通し最も印象的だったことは、患者の心理社会的側面のケアも重視されていたことです。その中で心理士の働きを目の前にし、患者とどう接し多職種間でどう動くのかというイメージがクリアに持つことができた二週間でした。(A.U.)
一人の患者さんにじっくり関われる体制ができていることが印象的でした。個人によって症状が異なり、診断も難しいてんかんという病気に、医師は丁寧な外来・回診・病歴聴取を行い、看護師は毎日密に関わり、心理士は本人や家族と面接をするなど、多様な職種が一人のために連携している姿を間近で見ることができました。その中で、心理士は病気だけでなく、患者の個人要因や、家族などの患者を取り巻く環境要因等も含めて今後の介入方針を考えるという重要な役割を担っていることを学ぶことができ、その大変さややりがいも感じとることができました。今後自分が心理士として研鑽を積んでいくうえでとても貴重な経験をさせていただき、実習を快く受け入れてくださった先生方に大変感謝しております。本当にありがとうございました。(S.S.)
——————————
写真:てんかん科で実習を行った東北大学大学院教育学研究科の博士課程前期1年生の4名(後列)、上埜高志教授(同 臨床心理学分野教授、前列中央)、中里信和教授(てんかん学分野、前列右)。
本日開催された東北大学大学院の秋の学位授与式にて、てんかん学分野で博士前期課程(修士)を卒業する坂本美佳さんが、総代として大野英男総長への答辞を述べました(写真)。この総代という役は、全学部の全課程(修士・博士)を通じて一名のみであり、てんかん学分野としても名誉なことだとスタッフ一同、大変に喜んでおります。なお答辞の中では、てんかん学分野での研究の内容についても触れています(総代答辞全文PDF)。
来たる10月14日(日)10:00より、仙台市青葉区の河北新報社1階ホールにて、「学校・職場・社会で『てんかん』への理解を深めるシンポジウム」を開催します。講演では東北大学病院てんかん科の神一敬准教授が「知って安心、てんかん発作のいろいろ」と題して、石巻赤十字病院神経内科の加藤量広副部長が「知って安心、てんかんと就労」と題して、それぞれ講演いたします。司会は東北大学病院てんかん科の中里信和教授です。講演後には来場者の事前質問に答えるQ&Aコーナーもあります。 参加費無料で先着120名様まで。申込用紙は、こちらのPDFから。
去る2018年7月18日・19日の二日間にわたって中里信和教授が韓国の二大都市、ソウルと釜山に招待され、てんかん診療を専門とする学病院の医師への講演を行いました。演題は「Mission of Department of Epileptology: Beyond Seizure Control (てんかん学分野のミッション〜発作抑制を超えて〜」。
2010年発足の大学病院てんかん科では、最新医療の提供に限らず、教育と研究の観点から多くのミッションを持っている、という内容です。具体的に触れられた内容は、1)てんかん学・てんかん科の看板を掲げる意義、2)遠隔てんかん外来の導入、3)遠隔てんかん症例検討会の導入、4)リハビリテーション心理学の導入、5)てんかん発作ビデオの作成と普及、6)入門書籍(患者用、医療者用)の発刊と普及、7)アウトリーチ活動の重要性、などです。
現地のメディアで紹介された記事は、下記のサイトで確認できます(全文ハングル)。
약업신문 | UCB제약, 의료진 대상 뇌전증 심포지엄 성료 |
---|---|
닥터W | 한국UCB제약, ‘뇌전증 심포지엄’ 성료 |
아이팜뉴스 | 한국UCB제약, ‘뇌전증 심포지엄’ 성료 |
히트뉴스 | UCB제약 환자 삶에 초첨 맞춘 뇌전증 심포지엄 |
메디팜헬스뉴스 | “뇌전증, 발작 조절만을 치료의 전부로 삼으면 안돼” |
보건타임즈 | 뇌전증 환자 삶의 질 방안, 의료진·환자·사회가 함께 찾아야 |
메디포뉴스 | 한국UCB제약, ‘뇌전증 심포지엄’ 성료 |
메디팜뉴스 | 한국UCB제약 ‘뇌전증 심포지엄’ 성료 |
보건뉴스 | 뇌전증 환자 삶의 질 개선 위한 방안 모색 |
e메디코파마 | 한국UCB제약 ‘뇌전증 심포지엄’ 성료 |
헬스미디어 | 한국UCB제약, '뇌전증 심포지엄' 성료 |
台湾の中華航空では、医師であることを事前登録し、突発事態に対応してもらう制度(機上愛心醫師専案)を開始しました。医師に登録を呼びかけるプロモーションビデオ(PV)の作成においては、てんかん学分野のメンバーが監修した発作ビデオを参考にしたのだそうです。短いドラマ仕立のPVの中では、乗客である男性が「癲癇的状況(てんかん発作)」を起こしますが、同乗していた医師が対応するシーンが含まれています。てんかん発作への偏見もなく、とても上品なPVに仕上がっています。東北大学てんかん学分野への謝辞は最終部分に掲載されています。YouTubeのサイトはこちらです。
臨床脳磁図のガイドラインが論文として出版されました.フリーアクセス(https://doi.org/10.1016/j.clinph.2018.03.042)ですので,興味のある方は是非,ダウンロード願います.この論文の執筆者は,国際臨床神経生理学会が主導し中里教授も参加した国際チームです.脳磁図計測の原理や生理学的な基本から,実際の計測や解析にいたるまで,幅広い事項が紹介されています.
第12回日本てんかん学会東北地方会が,清水宏明先生(秋田大学大学院 脳神経外科学講座 教授)を大会長として,2018年7月21日に秋田市にぎわい交流館AU(あう)で開催されます.プログラム・抄録集が公開されています.(こちら)
遠隔会議システムによる「てんかん発作症状に関する入門講義」と,実際の「てんかん症例検討会」との組み合わせが,実際に会議室に集まって行う場合に比べて勝るとも劣らない,という研究論文が,雑誌 Epilepsy Research に発表されました.専門医の少ない地方都市や発展途上国において、てんかんに詳しい医師を養成するために,遠隔会議システムは今後ますます普及していくものと期待されます.筆頭著者は,一昨年に医学生が選ぶ「ベスト・ティーチャー賞」に輝いた柿坂庸介講師です.Kakisaka Y, Jin K, Fujikawa M, Kitazawa Y, Nakasato N: Teleconference-based education of epileptic seizure semiology. Epilepsy Res 145: 73-76, 2018 (https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0920121118301189)
パープルデー仙台2018の第2弾は、3月26日(月)パープルデー当日に、楽天生命パーク宮城のイーグルスドームで開催されました。当日は球団職員やスタッフ、一般市民の方約100名にご参加いただきました。最初に楽天ゴールデンエンジェルスの華やかな応援パフォーマンスで盛り上げていただき、その後に東北大学病院てんかんセンター長中里信和先生によるてんかんの市民講演「知って安心、てんかん」がありました。最後にサプライズで楽天イーグルスの岡島豪郎選手会長からあたたかくそして勇気が湧いてくる応援メッセージをいただきました。
今回、てんかん啓発活動にご賛同いただき、ご協力いただきました株式会社楽天球団様に実行委員会スタッフ一同厚く御礼申し上げます。
プログラム概要:
<楽天生命パーク宮城内イーグルスドーム>
応援パフォーマンス (楽天エンジェルス)
「知って安心、てんかん」(東北大学病院てんかんセンター長 中里信和氏)
パープルデー仙台2018の第1弾、「知って安心、てんかんと就労」が、3月24日(土)午後に開催されました。会場となった「ぶらんどーむ一番町」アーケード特設会と「au SENDAI 2Fイベントスペース」は、仙台市内でもっとも通行人が多く、事前の案内で集まった方以外にも、通りがかりの多くの市民にサプライズ的にパープルデーを理解してもらうことができました。
アーケード特設会場では、豪華なフラッシュモブに続き、東北大学病院てんかんセンター長中里信和先生の発作ビデオを用いたトーク(10分バージョン)、スペシャルゲストの「奥州・仙台おもてなし集団『伊達武将隊』の力強い演武、盛況だったクイズ大会が行われました。
隣の「au SENDAI 2Fイベントスペース」では、中里センター長の市民講演(30分バージョン)や、就労支援員齋藤涼平氏による就労支援事業のお話しがありました。パネルディスカッションでは中里センター長、斎藤氏、てんかん協会宮城県支部会員の吉田泰氏、伊達政宗公が、「てんかんのある方がどうすれば活き活きと働くことできるか、雇用主はどうすれば安心して雇用できるか」をテーマにして、熱い討論が繰り広げられました。一人一人のてんかんの発作症状も悩みも異なるため、まずは本人や家族が自分の症状をよく理解し、職場の同僚や上司に伝えることが大切です。地域の就労支援事業所は、当事者の病気のハンディキャップへの工夫のみならず、雇用主に個人の長所や能力などのプラス面を知ってもらうよう働きかけるサポートもするため、安定した雇用につながります。本人や家族に加えて、医療者、ソーシャルワーカー、就労支援者、雇用者の広い連携が必要という結論に達しました。
このイベントにご協力、ご支援いただきました日本てんかん協会宮城県支部様やエフエム仙台様をはじめ、沢山の方々に実行委員会スタッフ一同厚く御礼申し上げます。
プログラム概要:
<ぶらんどーむ一番町」アーケード特設会場>
フラッシュモブ (宮城教育大学と東北福祉大学のダンスサークル)
演武(奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」)
「知って安心、てんかんと就労」(東北大学病院てんかんセンター長 中里信和氏)
「知って安心、てんかんクイズ」(てんかん啓発サークルPIE~Purple is for Epilepsy~)
<au sendai 2Fイベントスペース>
「知って安心、てんかんと就労」(東北大学病院てんかんセンター長 中里信和氏)
「てんかんと就労~就労支援の実例から~」(仙台市障害者就労支援センター 齋藤涼平氏)
パネルディスカッション「てんかんと就労」
・日本てんかん協会宮城県支部会員 吉田泰氏
・仙台市障害者就労支援センター 齋藤涼平氏
・東北大学病院てんかんセンター長 中里信和氏
・伊達武将隊 伊達政宗公
総司会:エフエム仙台アナウンサー
特設ブース:日本てんかん協会宮城県支部、就労支援事業所情報
特設会場の様子
フラッシュモブ
伊達武将隊の演武
クイズ大会
中里センター長市民講演
パネルディスカッション
エンディング
3月24日 知って安心、てんかんと就労
世界的なてんかん啓発活動「パープルデー」イベントを開催します.仙台でのイベントは4年目に突入しました.今年のテーマは「てんかんと就労」.日本てんかん学会東北地方会として現在最も力を入れているテーマの一つです.当日は,当分野の中里信和教授がてんかんの基礎知識について講演します.スペシャルゲストは,奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」です!現世を生きるてんかんのある方々や雇用主のみなさんの応援すべく,演武も披露してくださいます.みなさん奮ってご参加ください!
概要は以下の通りです:
日時:2018年3月24日(土)13:00-16:00
場所:ぶらんどーむ一番町,au sendai 2F
参加:無料,予約不要,どなたでも参加できます
内容:てんかんの基礎知識,就労支援事業所について,パネルディスカッション,伊達武将隊の演武,クイズ大会など
主催:東北大学病院てんかんセンター
問合せ先:022-717-7343(東北大学てんかん学分野内仙台パープルデー事務局)
3月26日 PURPLE DAY in イーグルスドーム
パープルデー当日の3月26日に、楽天野球団のイーグルスドームにおいて、てんかん啓発セミナーが開催されます。この度、株式会社楽天野球団様が、東北大学病院てんかんセンターが協力し続けているパープルデーのてんかん啓発活動にご賛同くださり、本イベントが実現しました。当日は、当分野の中里信和教授がてんかんについて講演します。対象は、楽天イーグルスの職員やスタッフ、一般参加者です。事前申込不要ですので,皆様のご参加をお待ちしております!
日時:2018年3月26日(月)18:00-19:00 開場 17:30
場所:楽天生命パーク宮城内イーグルスドーム
主催:株式会社楽天野球団
協力:東北大学病院
参加者:球団職員、スタッフ、一般市民
内容:中里教授のてんかん講演会、東北ゴールデンエンジェルスによるパフォーマンス
参加方法:参加をご希望の方は,当日イーグルスドームに直接お越しください。
入場:無料(定員300名)
楽天球団HP:https://sp.rakuteneagles.jp/news/detail/00001018.html
2018年2月21日(水)に株式会社アビリティーズジャスコ就労支援事業部の主催にて,地域支援者向け公開講座「知って安心,てんかん」が開催されました.株式会社アビリティーズジャスコは,仙台に本社を構え,障害者ご本人の意思を尊重し,誰もが働きやすい環境の創造を目指した就労移行支援事業に取り組んでいます.講師は,当分野の神一敬准教授と藤川真由助教でした.本講座は,日本てんかん学会医学教育事業の一環であり,その東北地方会は「てんかんと就労」をテーマに就労支援者や一般企業雇用主への啓発活動を展開しています.今回の参加者は,就労移行支援事業所および就労継続支援事業所支援員,自立支援施設支援員,区役所職員,企業取締役をはじめとした地域支援者でした.講座の前半では,発作ビデオを用いたてんかんの基礎や発作時対応,患者さんの心理社会面の悩みや就労支援ニーズを学びました. 後半は,講師と参加者を交えてのグループディスカッションが行われ,大変活発な討論の場となりました.以下は,参加者のコメントです:
東北大学大学院工学系研究科応用物理学分野の安藤康夫教授、同医学系研究科てんかん学分野の中里信和教授、およびコニカミノルタ株式会社の共同研究グループは、スピントロニクス技術を応用したトンネル磁気抵抗素子を用いて、液体ヘリウムや超伝導技術を使わずに、室温においての心磁図(心臓が発する微弱な磁場)と脳磁図(脳が発する微弱な磁場)の測定に成功しました。その成果は、本日Applied Physics Express 最新号にオンライン版として掲載となりました。近い将来、まったく新しい心磁計、脳磁計の開発につながる画期的な研究成果です。詳細については、下記の論文をご覧下さい。
Fujiwara K, Oogane M, Kanno A, Imada M, Jono J, Terauchi T, Okuno T, Aritomi Y, Morikawa M, Tsuchida M, Nakasato N, Ando Y: Magnetocardiography and magnetoencephalography measurements at room temperature using tunnel magneto-resistance. Applied Physics Express 11, 023001, 2018 (https://doi.org/10.7567/APEX.11.023001)