発作以外の悩みも多彩ですが、一緒に解決しましょう。(詳しくは、ようこそへ)
2022年度 宮城パープルデー「知って安心、てんかん」の第二弾として、パープルデー直前の2023年3月23日に中里信和教授がDate fm (エフエム仙台) のラジオ番組に出演します。
てんかんの正しい知識の普及につながるよう準備を進めておりますので、是非お聞きください。
■放送局:Date fm (エフエム仙台)
■番組名:Morning Brush HUMAN RESEARCH
■放送日:2023年3月23日(木)午前9時15分〜9時30分頃
■出演者:東北大学病院てんかん科 中里信和 教授
※番組の内容は予告なく変更になる場合がございます
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東北大学医学部と同窓会では、昭和23年度から「医学部奨学賞」を制定し、医学部および抗酸菌病研究所(現加齢医学研究所)の若手研究者の育成に資することにしています。その中で最高賞とされる金賞は、最近数年間に発表された研究のうち独創的かつ総合的業績で評価の高い研究のなかから、研究戦略室が選考します。本賞は権威ある学術賞として今日も続けられています。このたび、令和4年度の金賞を、神一敬准教授が見事に受賞されました。研究テーマは「神経電磁気学的検査による焦点てんかんの病態解明」です。昨日は宮城県医師会の理事会で、本日は医学部としての授賞式が執り行われました。神一敬先生、おめでとうございます!
表彰式にて。右から3人目が神一敬准教授
宮城パープルデー2023”の取り組みの一環として当院冠試合「知って安心、てんかん」宮城パープルデーを開催しました。特別企画として、ゲーム前のティップオフセレモニーには冨永悌二病院長が参加しました。会場では、てんかん啓発動画が放映されたほか、パープルデーの説明が記載されたオリジナルチアボードや、パープルデーオリジナル缶バッチやキーホルダーなどを配布し、てんかんの正しい理解を呼びかけました。
てんかん啓発活動にご賛同いただき、ご協力いただきました仙台89ERSの選手および関係者の皆様と、企画運営をして頂きました株式会社エフエム仙台の皆様に実行委員会スタッフ一同厚く御礼申し上げます。
てんかん学分野心理研究員の高橋健人さん(東北大学教育学研究科博士後期1年)が、2022年度日本健康心理学会(https://kenkoshinri.jp/)アーリーキャリアヘルスサイコロジスト賞を受賞しました。この賞は、アメリカ心理学会大会、ヨーロッパ健康心理学会大会、英国心理学会健康心理学大会、またはこれらに準ずる海外で行われる健康心理学関連の国際学会大会での若手研究者およびEarly Career研究者の優れた発表に、日本健康心理学会から贈られる賞です。てんかん学分野では、2020年に小川舞美助教が同賞を受賞したのに続き2人目です。高橋さん、おめでとうございます!
【受賞対象演題】
Takahashi K, Ogawa M, Fujikawa M, Nakasato N, Maeda S. (2022). Help-seeking toward mental health professionals among patients with epilepsy. 36th Annual Conference of the European Health Psychology Society Abstracts, 462.
2022年11月24〜26日に京都市で開催された日本臨床神経生理学会において、中里信和教授が島薗賞(学会賞)を受賞しました(写真)。記念講演(島薗レクチャー)は "Transition from old-fashioned to modern EEG reading accelerated by MEG" と題して海外の聴講者向けに英語で行われました。講演の中では、中里教授のライフワークである脳磁図が脳波判読の新しい潮流 "Source-based EEG reading" を生み出したことについても触れられています。写真は記念の盾です。
株式会社e-Mindの出資により、東北大学大学院医学系研究科に新しく「てんかんスマート医療共同研究講座」が誕生しました。今後、スマートフォンやウエアラブルデバイスを用いて、てんかん発作の検知や予知・予報、および心理評価のモニタの研究を展開し、てんかんの診断と治療に新しい技術を応用するプロジェクトです。
第55回日本てんかん学会学術集会は2022年9月20日〜22日まで、仙台国際センターにてウエブ配信とのハイブリッド型学会として開催されました。てんかん学分野の中里信和教授が大会長、神経外科学分野の冨永悌二教授、神経内科学分野の青木正志教授、精神神経学分野の富田博秋教授の3名が副会長をそれぞれつとめ、オール東北大学の大会となりました。
大会参加者は海外からのウエブ参加者も含めて2000名を越える規模となり、現地参加も連日700名を越える盛況となりました。
大会前日の9月19日には、市民公開講座「知って安心、てんかん」も開催され、第一部「てんかん基礎講座」東北大学病院スタッフによる市民向けの教育講演が、第二部「てんかんとともに」では、てんかん当事者でもある講談看護師の加納塩梅さんによる講談「病気だって友だち」が、第三部「てんかんとコロナ禍」では若手医療者の会を中心とするパネルディスカッションが、第四部「文化講演」ではアメリカ航空宇宙局NASAジェット推進研究所エンジニアの大丸拓郎氏による「東北から世界へ、そして宇宙へ」が、それぞれ現地会場とウエブ配信で開催されました。また第一部の中では、仙台を基盤とするスポーツチームである東北楽天イーグルス(野球)、ベガルタ仙台(サッカー)、仙台89ERS(バスケットボール)、さらにてんかん当事者であることを公表している大相撲の井筒大樹親方からのビデオ応援メッセージも頂戴しました。
学会の詳細については、ウエブサイト(https://www.c-linkage.co.jp/jes55/)をご覧下さい。
写真は閉会式直後に、スタッフが集合しての記念撮影です。
中里信和教授(監修),藤川真由助教(執筆協力)によるパンフレット「てんかんと就労 〜患者さんとご家族の方へ〜」のWeb版が公開されました。東和薬品株式会社のホームページから,どなたでもアクセスできます(https://www.towayakuhin.co.jp/healthcare/miniclinic/tenkan_syuurou/)。
患者さんやご家族の方々,医療者のみなさまからもご好評をいただいています。こちらのWeb版はアクセスしやすいので,雇用する側の企業の人事担当者や上司,同僚の皆様にも見ていただいてはいかがでしょうか。
職場が特に知りたいのはあなたのてんかんがどのような症状で、どのようなサポートが必要なのか、必要でないのか、ということです。『伝え方のポイント』を参考に、自分自身のてんかんについて、わかりやすく伝えましょう。(本文より抜粋)
2022年9月5日 (月)23:00をもちまして、当分野企画のクラウドファンディング “オンライン市民公開講座「知って安心、てんかん」を開催したい!”の募集を終了いたしました。106名の方々から、総額 1,220,000円のご支援を頂きました。応援いただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
皆様からのご支援により、 第55回日本てんかん学会学術集会の市民公開講座のオンライン配信を実現できますことを大変嬉しく思います。
市民公開講座は下記の通りに開催いたします。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時:2022年9月19日(月•祝)10:00~17:00
会場:仙台国際センター会議棟2階 「桜」
■入場無料(事前のお申し込みは不要です)
■オンラインでの参加をご希望の方は下記のURLよりお申し込みください
https://forms.gle/fPnVBkg4ELkDrTa4A
※お申し込み締め切り:2022年9月18日(日)正午
※9月18日(日)18時ごろまでに視聴用のURLをご登録のメールアドレスにお送りいたします
※詳細及びオンデマンド配信については決まり次第、こちら(https://www.c-linkage.co.jp/jes55/public_lecture.html)でお知らせいたします。
てんかんに関する正しい知識を普及させ、患者さんにとって悲しい出来事を減らしていけるようにという思いから、市民公開講座を開催することにしました。
この市民公開講座は、当分野の中里信和教授が大会長を務める「第55回日本てんかん学会学術集会(https://www.c-linkage.co.jp/jes55/)」の前日の2022年9月19日(月・祝)に開催し、より多く方にご参加いただけるように準備をしています。
さらに、感染症対策や遠方の参加希望者を考慮し、今回のプロジェクトを通して市民公開講座のオンライン配信を目指します。
ひとりでも多くの方からのご支援や応援メッセージをお待ちしています。
8月8日午前10時公開後のURLはこちら(https://readyfor.jp/projects/hosp-tohokuepiley2022)です。