てんかんに関する東北地方6県の医療関係者による学会です.
1979年に仙台市で開催された「東北てんかんシンポジウム」が母体となり,1982年からは「東北てんかん研究会」,
1988年からは「東北てんかん学会」として年1回の学術集会を重ね,2006年9月に日本てんかん学会の地方会として認定されました.
てんかんに関する医療関係者や研究者が集まる最大の学会で,毎年,秋に年次学術集会が開催されます.専門医制度が発足し,ホームページからは専門医のリストや専門医のいる施設案内を調べることができます.なお、第55回年次学術集会は中里信和教授が大会長となり、2022年9月20〜22日の日程で仙台市にて開催されます(HPはこちら).
全国てんかんセンター協議会(Japan Epilepsy Center Association: JEPICA)は、我が国におけるてんかんセンターの質の向上と、てんかんの医療連携の促進、てんかんケアの普及を目的として2013年に設立されました。現在、正会員として23施設が加盟し、毎年1回、年次学術総会を開催しています。
てんかんの外科治療に関する研究会として1978年に発足しています.当初は,てんかん外科に対する偏見が強く,ペンフィールド記念懇話会という名称が1999年まで使われていました.2000年から現在の名称となっています.手術そのものだけではなく,手術適応の決定や,手術後の社会復帰にいたるまで広範な話題を取り扱う年次総会を開催しています.参加者も脳神経外科医のみならず,関連各診療科の医師や,医師以外の多くの職種に及んでいます.日本のてんかん外科チームが,海外に誇れる質と規模の学会といえます.
日本脳波学会と日本筋電図学会が合併し、日本脳波・筋電図学会となった後に、現在の名称へと発展しています。脳波や筋電図だけでなく脳磁図も含めて、脳・神経系の電磁気生理学を扱う学際的な学会です。なお第51回年次学術集会は中里信和教授が大会長となり、2021年12月16〜18日の日程で仙台市にて開催されました(HPはこちら).
生体磁気に関する医学,生物学及び工学における研究と技術の向上を通じ,医学の発展と知識の交流を図り,社会に貢献することを目的としています.2021年6月より、中里信和教授が理事長として就任しました.
社団法人日本てんかん協会(別名:波の会)は,1973年に2つの病院の待合室でできた「小児てんかんの子どもをもつ親の会」と「てんかんの患者を守る会」が, 1976年10月に統合してできました.国際障害者年の1981年に当時の厚生大臣からの許可を受けて社団法人になりました.おもに,てんかんの患者さんと家族の会ですが,医療関係者も所属しています.日本てんかん協会は,てんかんに対する社会的理解の促進,てんかんに悩む人たちの社会援護活動,てんかん施策の充実をめざした調査研究や全国的な運動を展開しています.
正式名称は,International League Against Epilepsy で,略語のILAEもよく使われます.
てんかん医学に携わる医師と医療関係者の最大の国際組織です.
正式名称は International Bureau for Epilepsy (IBE) です.
てんかん患者さんや家族を中心とした世界中の活動を統合した組織です.その活動は,上記の国際てんかん連盟(ILAE)とも連携しており,医学的・科学的な裏付けも強い組織です.