てんかん学分野・てんかん科 新着情報アーカイブ

2014.10.10

第8回てんかん包括医療東北研究会

来る平成26年11月15日(土)18:30~、仙台は江陽グランドホテルにて、第8回てんかん包括医療東北研究会が開催されます.

詳しくはこちら(PDF)をご覧ください.

2014.10.6

中村美輝さんが第48回日本てんかん学会で優秀ポスター賞を受賞しました.

10月2日・3日の2日間,京王プラザホテルで開催された第48回日本てんかん学会学術集会におけるポスター発表で,9月まで当院生理検査センターに在籍していた中村美輝さんが優秀ポスター賞(神経内科部門)を受賞しました.

演題名は「REM睡眠中にてんかん発作が記録された側頭葉外てんかん3例」で,通常,部分発作では約1%と稀であることが知られているREM睡眠中に発作を起こした症例をまとめた報告です.
中村さんは、10月からNTT東日本関東病院に勤務しています.新天地での益々の活躍を期待しています!

2014.10.6

てんかんに関する講演会が来る11月8日(土),宮城県加美郡加美町で開催されます.

てんかん患者さんやご家族にてんかんの検査や治療に関する医療情報や福祉・就労に関する情報を伝え,病気の理解・社会資源の活用に役立てていただくことを目的とした会です.また,てんかん患者さんに関わる機会のある専門職の方に,てんかんという病気や発作時の対応について理解していただくことも目的としています.後半,午後3時20分から神講師がてんかん発作時の対応に関する講義を行います.

詳しくはこちら(PDF)をご覧ください.

2014.9.9

Neurologyの掲載論文が、さまざまなメディアで紹介されています

★ウォール・ストリート・ジャーナル日本版(2014.9.9)「てんかん発作前、心拍上昇=脳の右側、診断に活用も—東北大」
(http://jp.wsj.com/news/articles/JJ10710496947339794623916746319530212046913?tesla=y&tesla=y)
★河北新報宮城のニュース(2014.9.9朝刊)「側頭葉てんかん 脳の左右で心拍数上昇にずれ」
(http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140909_13010.html)
★生物360(2014.9.8)「心率上升或可预测癫痫发作」
(http://www.bio360.net/news/show/11495.html)

2014.9.8

医師さえ知らない「てんかん発作」を「見て学べる」VTR集を作成

医師のための専門情報サイト MT Pro に、大塚製薬とユーシービージャパンが作成したプロの役者が演技した「てんかん発作」ビデオ集に関する記事が掲載されました。作成にあたっては、東北大学てんかん科の中里信和教授、神一敬講師、柿坂庸介助教の3名が監修を担当し、実際の演技指導や説明文の作成を行っています。記事を読むには無料登録が必要です。
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1409/1409022.html

2014.9.5

加藤量広先生の研究論文が、米国神経学会の機関誌Neurologyの電子版に掲載されました.内側型の側頭葉てんかんの発作がおきるとき、左大脳からの発作の場合よりも、右からの発作の方が、脳波変化よりも先に頻拍が始まることを初めて明瞭に示した研究成果です。側頭葉てんかんの左右の鑑別診断に有用なだけでなく、発作の予知技術の開発や、てんかん患者の稀な突然死の原因解明にも役立つものと期待されます。

Kato K, Jin K, Itabashi H, Iwasaki M, Kakisaka Y, Aoki M, Nakasato N: Earlier tachycardia onset in right than left mesial temporal lobe seizures. Neurology. 2014 [Epub ahead of print] (PMID: 25194011)

2014.8.25

「てんかん外科治療」のページが更新されました

脳神経外科と、てんかん科による「てんかん外科治療」のページが更新されました。項目としては、「てんかん外科治療の適応は?」、「当院のてんかん外科の特徴」「海馬硬化症による側頭葉てんかん」、「皮質形成異常による難治てんかん」、「乳幼児の半球性病変に対する半球離断術」、「難治の全般てんかんに対する脳梁離断術」、「切除術が適応できない難治てんかんに対する迷走神経刺激療法」、「当院でのてんかん外科実績(出身県別内訳を含む)」、「てんかん治療例の紹介(プライバシー保護により一部改変。赤ちゃんから成人まで)」など盛り沢山。実際の検査画像や手術の写真、図表も多数掲載されていますので、一般の方にも理解しやすく説明されていますし、医師・医療者・学生にとって、てんかんの外科治療を学ぶ絶好の教科書にもなっています。ページには、こちらをクリックしても入れます。

2014.8.21

日本てんかん外科学会の演題募集が開始されました

第38回日本てんかん外科学会は2015年1月15・16日に、東京の都市センターホテルで開催されます。会長は東北大学てんかん学分野の中里信和教授、副会長は同じく神経外科学分野の冨永悌二教授です。演題募集はすべてインターネットによるオンライン登録で受け付けます。演題登録期間は2014年8月21日(木)正午から、2014年10月21日(火)正午までとなっています。演題募集は学会ホームページからご確認下さい。

2014.8.14

大学院生、板橋泉さんの論文が日本臨床神経生理学会の機関誌に掲載されました

2012年開催の第42回日本臨床神経生理学会学術大会における推薦論文として、大学院修士課程1年板橋泉さんの論文が、雑誌「臨床神経生理」に掲載されました(板橋泉,岩崎真樹,神一敬,櫻庭理絵,加藤量広,板橋尚,中里信和:Brain electrical source analysis (BESA) epilepsy を使用した長時間脳波判読補助:新人脳波技師と脳波認定医の比較~小人数での予備的検討~.臨床神経生理学 42: 100-105, 2014)。1ヵ月前に同じ雑誌に掲載された博士課程3年の櫻庭理絵さんの論文の続編です。ちなみに2012年の学術大会の発表の際、座長からは「新人脳波技師がここまで判読できるのはスゴイ」とのコメントを頂戴しています。

2014.7.31

病院広報誌「hesso」の表紙に、てんかん診療チーム3名の写真が掲載されました

hesso(へっそ)は東北大学病院の広報誌です。人のカラダの中心「おへそ」にちなみ、まわりに人の輪ができるようにとの命名です。本日刊行の第4号には、小児科の植松貢講師、てんかん科の中里信和科長、脳神経外科の岩崎真樹講師の3名一緒の写真が表紙に登場しました。紹介文には「診療科の枠をこえ、乳幼児から成人まで年齢層を問わず、てんかん診療にあたる3人の医師。東北大学病院の専門性と先進性を強みに、患者さま一人ひとりに適正な医療を行うため、あらゆる角度からアプローチしています。緑豊かな医学部キャンパス中庭の木陰で・・・」とあります。広報誌 hesso はHPから、バックナンバーも含めすべての号をダウンロードできます。