てんかん学分野・てんかん科 新着情報アーカイブ

2012.10.15

「第4回てんかん包括医療東北研究会」開催のお知らせ

第4回てんかん包括医療東北研究会を下記の要領で開催いたします.
日時 2012年11月3日(土)18:00~
会場 ホテルメトロポリタン仙台(仙台市青葉区)

一般講演1)
演者 遠藤佳子先生(東北大学病院リハビリテーション部言語聴覚士)
演題 「著明な健忘を呈した側頭葉てんかんの1例:日記を用いた縦断的記憶評価について」

一般講演2)
演者 丹治和世先生(山形大学大学院 高次脳機能障害学分野准教授)
演題 「高次脳機能に伴う頭蓋内脳波誘発反応について」

特別講演
演者 寺田清人先生(静岡てんかん・神経医療センター神経内科医長)
演題 「てんかん発作の神経症候」
座長 森悦朗 先生(東北大学大学院高次脳機能障害学分野教授)

詳しい案内は,こちらをクリックして下さい.

2012.8.10

「第5回東北ニューロモデュレーション研究会」のお知らせ

第5回東北ニューロモデュレーション研究会を下記の要領で開催いたします.
日時 2012年9月27日(木)18:45~
場所 江陽グランドホテル(仙台市青葉区)
特別講演 I 平田雅之先生「ブレイン・マシン・インターフェイスによる脳機能再建」
特別講演 II 川合謙介先生「てんかん外科の最新治療戦略:薬物療法・手術・VNS」

詳しい案内は,こちらをクリックして下さい.

2012.7.4

第6回日本てんかん学会東北地方会のプログラム・抄録集

第6回日本てんかん学会東北地方会のプログラム・抄録集が公開されました.
こちらをクリックしてPDFでのダウンロードが可能です.

2012.6.13

脳梁離断に関する論文が掲載されました。

てんかんの手術方法のひとつである脳梁離断は、発作を軽減する目的で行われますが、発作を完全にゼロにすることを目標とはしていません。しかし中には発作が完全に消えてしまう症例もあります。今回 Journal of Neurosurgery に掲載された Iwasaki の論文では、小児のウエスト症候群やレンノックス・ガストー症候群などで、MRI上の器質的異常所見がなく、てんかんの病因が明らかでない症例においては、全脳梁離断によって発作が完全に消えてしまう場合のあることが示されました。

Iwasaki M, Uematsu M, Sato Y, et al. Complete remission of seizures after corpus callosotomy. J Neurosurg Pediatr / June 8, 2012
PMID: 22681320 (http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22681320)

2012.6.12

「東北大学てんかん症例検討会」のお知らせ

第26回てんかん症例検討会を下記の要領で開催いたします。
日時 2012年6月16日(土)15:00~
場所 東北大学医学部4号館2階 てんかん科会議室(Cafe)
幹事 東北大学病院脳神経外科 岩崎真樹

詳しい案内は、<こちらをクリック>して下さい。

今回は、小児科より2例、てんかん科より2例をご相談申し上げます。
お車でお越しの方には外来駐車場の無料券を配布いたします。
飲み物、軽食を用意してお待ちしておりますので、皆様ふるってご参加ください。

2012.6.11

日医生涯教育協力講座「てんかんの診療連携を考える」のお知らせ

画像:日医生涯教育協力講座「てんかんの診療連携を考える」

てんかん診療の啓発活動を重視し、日本医師会では平成24年度、全国各地でセミナーを開催いたします。
宮城県では下記の講座の開催が決定しました。
皆様(医師限定)、奮ってご参加下さい。

テーマ:てんかんの診療連携を考える
日時 2012年7月7日(土)15:00~18:00
場所 フォレスト仙台2階 第1・2フォレストホール
パンフレットと参加申込書は「こちらをクリックしてダウンロード」できます。

2012.4.12

第6回日本てんかん学会東北地方会(2012)演題募集要項

第6回日本てんかん学会東北地方会(2012)の演題募集要項がアップされました.

左のサイドバーにある「てんかんの学会と団体」から入り「日本てんかん学会東北地方会」をクリックして下さい.

詳しい演題募集要項はこちら(PDF)をクリックしてダウンロード可能です.

2012.4.9

「夢の脳磁計・心磁計」へ向けたプロジェクト

画像:「夢の脳磁計・心磁計」へ向けたプロジェクト

室温で脳磁図,心磁図測定を,という夢を実現すべく新しい研究プロジェクトが始まっています.公式サイトが誕生しました.

プロジェクト名は,「スピン」による心磁図・脳磁図計測ー革新的スピントロニクス医療デバイスの創成ー
東北大学とコニカミノルタがJSTより支援を受けて行うものです.

医学系研究科てんかん学分野も研究メンバーとして参加しています.

2012.3.28

遠隔てんかん外来スタート

画像:遠隔てんかん外来スタート

気仙沼市立病院脳神経外科(成田徳雄先生の外来)と東北大学てんかん学分野を高解像度大画面のテレビ会議システムで連結し,遠隔てんかん外来がスタートしました.

てんかん診療においては,問診が何よりも大切です.東北大学側の画面には,患者さんとご家族,主治医も一緒に映し出され音声も聞こえます.気仙沼市立病院側の画面には,東北大学側の医師が登場します.

今日の診察では,以前に東北大学を直接受診された時からの発作頻度の変化や,その詳しい内容と,薬による副作用の出現の有無を確認しました.その結果,気仙沼市立病病院の成田先生とも相談しながら投薬の微調整を行うことになりました.

仙台市から気仙沼市まで,新幹線とタクシーを乗り継いでも3時間かかります.患者さんとご家族の本日の感想は「普段の診察とまったく変わらず違和感ゼロ」とのことでした.

今後は連携病院・連携診療科などを拡大していきたいと考えています.

なお,このテレビ会議システムは,米国 Arkansas 大学産婦人科主任教授の Curtis L. Lowery 先生のチームから災害復興支援の目的で,気仙沼市立病院と東北大学医学系研究科に無償貸与されたものです.Arkansas大学産婦人科の皆様,装置の設置支援を行ってくれたポリコム社ジャパン株式会社のスタッフの皆様,および東北大学医学系研究科情報基盤室の皆様に,心より感謝を申し上げます.

2012.3.28

3月30日(金)サイエンス・カフェを開催

画像:サイエンス・カフェを開催

2012年3月30日(金)18:00~19:45,せんだいメディアテークにて,第78回東北大学サイエンスカフェが開催されます.

テーマは「大脳電磁気生理学の最前線 ~脳活動をみる,脳を刺激する,てんかん患者を救う!~」

てんかんは脳が異常興奮する発作を繰り返す病気です.
百万人の「ありふれた病」ですが,最新医療を広く一般の方や非専門家に知らせることが課題となっています.東北大学における電気や磁場を使った最新の診断法を紹介し,脳の不思議にも迫ります.
開催案内はこちらから