本年5月22日(月)から24日(水)の3日間、仙台国際センターにて、第6回国際臨床脳磁図学会 (ISACM)、第32回日本生体磁気学会、第34回日本脳電磁図トポグラフィ研究会 (JSBET)の3学会を合同開催いたします。3学会に共通するのは、脳や心臓など生体の電気的活動を、電圧計測と磁気計測で非侵襲的に解析する研究がテーマとなっている点です。医学生理学分野では、てんかんなどの脳疾患の診断、大脳・脊髄の機能マッピング、心臓の虚血や不整脈の診断にも応用されています。高感度磁気センサの開発、磁気シールド技術の開発、電圧や磁場の測定から生体信号の起源を推定する手法など、理工学や数学などの研究者も参加しており、きわめて学際的な学会です。仙台の5月の下旬は、新緑の美しい魅力的なシーズンです。本大会に国内外から多くの方々が参加されるよう magnetic(ひとを引きつける) の言葉を使って、 Biomagnetic Sendai 2017 の名称を使わせていただきました。学会の概要および演題申込み等は、こちらからよろしくお願いします。
世界的なてんかん啓発活動「パープルデー」イベントを開催します.仙台でのイベントも3回目になりました.今年のテーマは「就労」と「パープルなファッションコンテスト」.お仕事をしている人,これからお仕事を考えている人,同僚の方,雇用主の方...必見です!みなさん奮ってご参加下さい.概要は以下の通りです.
日時:2017年3月25日(土)13:00 開場 13:30開演
場所:せんだいメディアテーク 1階 オープンスクエア
参加費:無料,予約不要,どなたでも参加できます.
主催:東北大学病院てんかんセンター
問い合わせ先:022-717-7343(東北大学てんかん学分野医局)
主な内容:パープルデーの紹介,てんかんの基礎知識,てんかんと就労,パネルディスカッション,仙台パープルコレクション,バンド演奏など
株式会社リコーからの寄附により、本日「医学系研究科 神経電磁気生理学寄附講座」が新設されました。これによって、脳波と脳磁図を組み合わせた新しい脳機能診断法の研究開発を行います。新講座の教員は、中里信和教授(兼任)、神一敬准教授(兼任)、菅野彰剛講師(専属)、柿坂庸介講師(兼任)、藤川真由助教(兼任)となります。寄附講座の新設にともない「加齢医学研究所 神経電磁気生理学分野」は終了となります。
本年5月22~24日、仙台市において国際臨床脳磁図学会、日本生体磁気学会、日本脳電磁図トポグラフィ研究会が合同開催となります。合同学会の名称は「Biomagnetic Sendai 2017」。演題募集は間もなく開始予定です。最新情報は大会ホームページより確認いただけます。
静岡市で開催の第50回日本てんかん学会学術集会(2016年10月7~9日)にて、中里教授が「抗てんかん薬剤選択のジレンマ ~専門医と一般医の視点~」と題して行った講演内容が、雑誌「クリニックマガジン」12月号に取材記事として掲載されました。全文はこちら(PDF)。
2016年9月6日に開催された第5回学際領域ゼミ「遠隔てんかん症例検討会:多施設中継デモ 」を聴講した大学院生からの報告書・感想文が,医学系研究科のホームページに掲載されました.内容は「遠隔ビデオシステム」,「てんかんの基礎知識」,「遠隔ビデオシステムによる症例検討」に分かれていて,短い文章ながらも,私達の活動を見事にまとめている秀逸の感想文です.文章をまとめてくれたウィメンズヘルス看護学分野の大学院生,武石陽子さん,写真を撮影してくれた看護アセスメント学分野大学院生,包薩日娜さん,ありがとうございました.
去る2016年6月1日、東北大学工学研究科 『工学と生命の倫理』・同医学系研究科『生命倫理』の大学院講義において,中里教授が「てんかん診療体制構築へのアウトリーチ活動」と題した講義を行いました.聴講生の感想や,質疑応答が工学研究科のホームページに掲載されました.
米国のマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)より,Brain and Cognitive Sciences を専攻する学部学生 Schuyler Gaillardさんが来日し,てんかん学分野での約3カ月間の学生実習を開始しました.Schuyler Gaillardさんは大学で日本語も学んでおり,「スカイラー・ガイラード」と書かれた日本語の名刺も用意してきました.通称「キキ」さん.あっというまに皆に溶けこむ素晴らしいコミュニケーション・スキルです.
東北大学病院脳神経外科講師の岩崎真樹先生は,5月1日より東京都小平市にある国立精神・神経医療研究センター病院脳神経外科部長に着任します.岩崎先生はこれまで,広南病院〜東北大学病院において,てんかん外科治療の中心を担ってきた仲間です.岩崎先生の前途を祝福し,本日,てんかん学分野主催による大壮行会が仙臺花寅にて開催されました.
日本学術振興会(JSPS)には学術システム研究センターが設置されており,競争的研究資金の効果を最大限に発揮するために,その審査過程の公正性と透明性を継続的に評価しています.今年度,中里教授はその医歯薬学専門調査班の専門研究員に選任され,本日第1回の班会議に出席しました.