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  • てんかん学分野では、てんかんという疾患を究めます
  • てんかんは、脳の興奮(=発作)をくり返す疾患です
  • 有病率は約1%で、日本の患者数は100万をこえます
  • 最新治療で、多くの患者さんは普通の生活を送れます

発作以外の悩みも多彩ですが、一緒に解決しましょう。(詳しくは、ようこそへ)

新着情報

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2024.3.28

久保田先生が Miyagi Innovation Base において準優勝となりました

第3回 Miyagi Innovation Base (MIB)において、久保田隆文先生(神経内科大学院博士課程・てんかん科医員)が、見事、準優勝となりました。MIBとは、非営利団体である Entrepreneurs' Organization North Japan が後援する地域社会のイノベーションと起業家精神を刺激するアクセラレータープログラムです。久保田先生を含む応募者は、すでに 5ヶ月間にわたるサポートを受けており、最終日のプレゼンにおいて久保田先生は、てんかん診療への思いや現在取り組んでいる個別化医療モデルについてプレゼンを行い、受賞につながりました。久保田先生、おめでとうございます。

Miyagi Innovation Base準優勝

2024.3.25

宮城パープルデーが成功裡に終了しました

宮城パープルデー「知って安心,てんかん」が、3月23日(土)にJR仙台イーストゲートビル 「ダテリウム」で行われました。JR 仙台駅直結の活気あふれるイベントスペースで、リーフレットや缶バッチを配布し、多くの方々にパープルデーの取り組みを知ってもらう機会になりました。

特設会場では、当科の中里教授の開会の挨拶に続いて、神一敬准教授のてんかんのミニ講義、「てんかんと就労」に関するパネルディスカッション、紫をテーマとしたマジックショーが行われ、会場が一気に盛り上がりました。

このイベントにご協力、ご支援いただきましたエフエム仙台様、日本てんかん協会宮城県支部様、協賛を頂きました企業の皆様をはじめ、沢山の方々に実行委員会スタッフ一同厚く御礼申し上げます。

宮城パープルデーの様子

2024.3.3

若手スタッフの研究費採択や受賞のラッシュです

令和6年度の文部科学省科学研究費において、石田誠助教の研究テーマが基盤研究C、浮城一司助教の研究テーマと小川舞美助教の研究テーマが若手研究Cに、それぞれ採択されました。

大学院生の此松和俊先生は、てんかん治療研究振興財団の研究助成と、渡邉財団からの研究助成にそれぞれ採択され、また東北大学医学系研究科ブースター研究奨励賞「優秀賞」を受賞しました。

大学院生の久保田隆文先生は、日本てんかん学会 Sponsored Award (UCB Award) を受賞しました。

柿坂庸介講師がてんかん治療研究振興財団に申請していた訪日助成に採択されました。この助成金は来月、来日予定の中国からの留学生、余纯先生の研究資金として活用される予定です。

小川舞美助教は、3月2−3日に徳島で開催された全国てんかんセンター協議会において、優秀ポスター賞を受賞しました。

2024.2.6

宮城パープルデー「知って安心、てんかん」を開催します

3月26日は、てんかんという病気について理解を深める国際的な記念日“パープルデー”です。今年も東北大学病院てんかんセンターでは、てんかん啓発イベント「知って安心、てんかん」を開催します。ぜひ、紫のものを身につけて会場にお越しください!

■日時:2024年3月23日(土)13:00開場 13:30開始 15:00終了
■場所:JR仙台イーストゲートビルダテリウム
■内容:
・開会の挨拶 
 東北大学病院てんかんセンター長 中里信和
・講義「てんかんとは?」
 東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野 准教授 神一敬
・パネルディスカッション「てんかんと就労」
 ファシリテーター:東北大学病院てんかんセンター長 中里信和
 パネリスト:東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野 准教授 神一敬
 東北大学病院てんかんセンター公認心理師 小川舞美
 東北大学病院 地域医療連携センターてんかん診療支援コーディネーター
 本庄谷奈央、他
・その他、マジックショー、オリジナル缶バッチの配布など
■対象:どなたでもご参加いただけます (参加費無料・予約不要)
■共催:東北大学病院、宮城県

2024.2.6

【3/22放送予定】Date fmにてんかん学分野 神一敬 准教授が出演します

東北大学病院てんかんセンターで開始するてんかん啓発イベントに先立ち、2024年3月22日(金)にてんかん学分野 神一敬 准教授がDate fm (エフエム仙台) のラジオ番組に出演します。
てんかんの正しい知識の普及につながるよう準備を進めておりますので、ぜひお聞きください。

出演者:てんかん学分野 神一敬 准教授
放送日:3月22日(金)10:00~10:10 頃
放送局:Date fm(エフエム仙台)

※番組の内容は予告なく変更になる場合がございます
※宮城県内にお住いの方はradikoのタイムフリーで無料で一週間聴くことが出来ます。宮城県以外にお住まいの方は、radikoのプレミアム会員になることで、全国どこからでも聴くことができます。

2023.12.16

東北大学ビジネスアイデアコンテスト2023にて、最優秀賞を受賞しました

東北大学ビジネスコンテストとは、東北大学唯一の全学共通ピッチコンテストとして2018年2月の初開催以来、今年で7回目の開催となります。本コンテストでは、東北大学の誇る優れた学生による創造的なアイデアの実現を後押しするため、学生はプロジェクト推進資金のほか、多方面で支援を受けることができ、社会インパクトを与えるスタートアップの世界への第一歩を踏み出す機会を得られます。
さて今年度は、てんかん科・てんかん学分野で臨床研究を展開している久保田隆文先生(神経内科学分野博士課程)と此松和俊先生(同)、黒田直生人先生(てんかん学分野博士課程)、高橋健人先生(教育学研究科博士課程)などから構成されたチームがファイナリストとして残り、最終ピッチにおいて見事、最優秀賞を受賞しました。テーマは「最適な治療と心理的支援を提供するてんかん個別化医療プラットフォーム」です。

2023.11.8

此松先生の研究課題が令和5年度ブースター研究奨励賞「優秀賞」に採択されました

「ブースター研究奨励賞」とは、本学の医学系研究科でこれまで行ってきている大学院生の研究を、より一層発展させることなどを目的としています。てんかん学分野からは、脳神経内科の大学院生の此松和俊先生が「トンネル磁気抵抗素子を用いた在宅脳磁計の開発」という課題名にて、優秀賞を受賞しました。トンネル磁気抵抗素子とは、超伝導や超低温を用いない室温で稼動する高感度磁気センサです。基礎実験が現在、進行中で将来のさまざまな応用が期待されています。此松先生、おめでとうございます。

2023.11.1

抗てんかん発作薬選択ツール「EpiPick」の日本語版が公開されました

「EpiPick」とは、てんかん発作の診断および分類と抗てんかん発作薬の単剤療法選択において、医療者を補助する目的に設計されたプログラムです。対象症例は10歳以上で、薬剤相互作用の可能性を考慮し、可能な限りの単剤療法を推奨するものです。日本を含む各国のガイドラインには必ずしも準拠しておりませんが、本プログラムの妥当性は複数の国において多施設前向き研究が実施され、てんかん領域の専門誌「Epilepsia」に複数の論文が掲載されるなど、現時点でのエキスパートオピニオンを示していると考えます。すでに英語版に加えて、ポルトガル語、ウクライナ語への翻訳を選択できますが、今回、神一敬准教授と中里信和教授の翻訳による日本語版が登場しました。本プログラムの使用上の注意については、ホームページ(https://epipick.org/#/)の冒頭でご確認下さい。

2023.10.23

久保田先生の「てんかん個別化医療プラットフォーム」のアイデアが、国際的コーチングプログラムに採択されました

Deep-Tech venture のケーススタディやコーチングを実施し、多くの起業家を世界中に排出しているパリの Bruno Martinaud 教授(エコール・ポリテクニーク)は、Global DeepTech-Designer Program というコーチングプログラムを実施しています。Deep-Tech とは、革新的で社会にインパクトを与える技術を指す用語です。
さてこのたび、久保田隆文先生(神経内科大学院博士課程・てんかん科医員)が提案した「てんかん個別化医療プラットフォーム」のアイデアが、見事にこのプログラムに採択されました。今後、半年間のオンラインコーチングを経て、パリでの研修と世界に向けたピッチ(短い事業プレゼンテーション)が予定されています。
今回、東日本の10大学からの応募のうち、採択されたのはわずかに数チームのみとのことでした。久保田先生、おめでとうございます!

2023.10.23

久保田先生の「てんかん個別化医療プラットフォーム」のアイディアが、起業家精神を刺激するプログラムに採択されました

非営利団体である Entrepreneurs' Organization North Japan が後援する地域社会のイノベーションと起業家精神を刺激するアクセラレータープログラムとして、Miyagi Innovation Base (MIB) があります。
さてこのたび、久保田隆文先生(神経内科大学院博士課程・てんかん科医員)が提案した「てんかん個別化医療プラットフォーム」のアイデアが、見事にこのプログラムに採択されました。今後、地元、宮城県の起業家や、行政、メディア、金融機関との協力を通じて、実践的なアドバイスと支援を受け、半年後にピッチ(短い事業プレゼンテーション)を行う予定です。
今回、宮城県内の応募の中から、10名強が採択されたとのことです。久保田先生、おめでとうございます!